宇奈月ブログ

人生の旅人

こうへい(福田)さん、おやじの海を歌います。

f:id:opop7976:20200801015005j:plain

スケールのおおきな歌ですね。

こうへいさんの「おやじの海」
を聴きました。

歌う表情には、自信に満ちていますね。
安心さが伝わってきます。

人生の機微や、葛藤と違い
自然は人の営みには、ある時は

大変な味方になってくれるが、
ひとたび間違うと牙をむいて、

容赦なく厳しくて、命にも
かかわるくらいの罰を与えます。

〽◎ おやじの海 ◎〽


歌手:木村健吉(元唄)
  :福田こうへい
作詞:佐藤達夫
作曲:佐藤達夫



〽一番

海はヨ~ 海はヨ~
でっかい海はヨ~
俺を育てた おやじの海だ
沖で苦労のシラガも増えて
汐のにおいが はだ身に しみた
そんな おやじが いとおしい


〽二番
今はヨ~ 今はヨ~
静かな海もヨ~
1度荒れたら 岩おも砕く
シブキ立ち込め 打ち寄す波に
右にてぐすを 左で ろこぎ
つらい漁師に 耐えてきた

〽三番 略

www.youtube.com

この歌う聞いたてしばらくすると
昔の記憶が蘇ってきました。

川の出来事ですが、
ほんわかと記憶に残っているのが
蘇りました。

はるか昔
山陰のとある町に住んでいた
時の経験を思い出します。

幅の広い川に接している場所に
住んでいたころの記憶です。

まだ10代初めだった時です。

時は、ちょうど今頃6月ごろだった。
多分に漏れず、大雨の後、約80mの川は
水かさが岸部まで増水で、その流れは
速さを増していました。

私は渡船場の2軒続きの1軒の借家に
住んでいました。

私は、船頭さんに手ほどきを受けて
学校た済んだら、
渡し場では、補助員として対岸に

渡る人、荷物、自転車を
積んで運ぶ仕事を手伝っていました。

大人たちが見回りで出払っていたので、
対岸に渡す人がいませんでした。

急遽私が代理で、対岸渡しをする、
船頭の代わりををつとめることに
なりました。

乗せた人、自転車、荷物の数、
は忘れましたが対岸に向かい
魯を漕ぎ始めました。

ふねの長さは、10mぐらいで、
船の塘(とも=船尾部分)に竿状の魯(ろ)
(らっこの尻尾のような長い)

が付いていて、これを胸の前でリズムを
取りながら 押し、引きながら

動作を繰り返して進めました。
川の中ほどから流されて、

対岸の船着き場より30m離れて
やっとの想いで接岸しました。
対岸の漁師船の中でした。

お客さんには、ケガは
ありませんでした。

私は、乗船者のみんなに泣いて
謝りました。

誰も、小言は言いませんでした。

そしてこの出来事が私の人生を
前向きに変えました。

(木村賢吉さん)
www.youtube.com



有難うございました。