(撮り貯め写真利用)
つがる慕情を聴いてみました。
これは山本譲二さんのカバー曲ですね。
この歌も沢山の方が歌っています。
された秀悦な歌ですね。
私事ですが、近くのカラオケ道場のマスターが
この歌をよく聞かせてくれます。
〽● つがる慕情 ●〽
歌手:山本譲二(元唄)
:福田こうへい
作詞:平山忠夫
作曲:遠藤実
〽一番
鍛え流れる あの雲が
津軽野ずらで雪が降る
俺の分まで 働き終えて
親爺 今頃 囲炉裏酒
ああ 帰りたい 帰れない
酔えば恋しい イヤーイーふる里が
〽二番
背中丸めて おふくろが
ホタビ燃やして 夜なべする
おらの野良着を また縫いながら
待っているとの 夢便り
ああ 帰りたい 帰れない
唄でしのぼか イヤーイーふる里を
〽三番 略
この歌の聴き始め、これって、
こうへいさん?
とい一瞬思いました。
この歌では
歌の出だの高音階の力強さがこの歌は、
柔らかさに変わっていました。
森の中で歌っているように聞こえました。
伸びのある ゆっくりと歌詞の中に出ている
田舎の日常生活、自然の山、川、畑、そら
そして風の景色の中でぽっかり浮かんだ雲、
緩やかな、風に押されながら
今沸いた場所を惜しむように 静かに流れて、
津軽の境あたりに来れば、雪景色になるーー、
雲の動きに合わせたように、
ゆっくりしたテンポの歌になり
聞こえてくる。
そして高い音階の効果で、歌が
だれることなく締まっていて
私は、ぼーと窓の外をながめながら
聴き入りました。
おふくろが、かがみこんで、めを細めながら
1針、2針とほつれを繕っている風情
が目に浮かびます。
ああ、 明日はまた雨模様かと小さく呟きながら。
(山本譲二)
有難うございました。
完