赤城の山は今宵限り――――。
歌の世界でこのフレーズを聴けば、
東海林太郎さんの
「名月赤城山」ですね。
こうへいさん歌います。
この、歌の五、七の言葉から出る、
韻の美しさ を噛みしめると
ジワリと頭に情景が浮かびます。
抹茶の飲み終わりに現れる
あのうまみの様にーーー。
♬ ● 名月赤城山 ● ♬
歌手:東海林太郎
作詞:矢島寵児
作曲:菊池博
〽一番
男心 に男が惚れて
意気が溶け合う 赤城山
澄んだ夜空のまんまる月に
浮世横笛誰が吹く
〽二番
意地の金筋 度胸の良さも
いつか落ち目の三度笠
言われまいぞえ やくざの果てと
幸る草鞋に散る落ち葉
(3番略)
着流し、兵児帯、
東海林太郎さんが、燕尾服を着て
歌ったのとは、少し趣が違って
らしい感じがします。
(私見)
さて
この歌の主人公は国定忠治(=長岡忠次郎)
江戸中期の侠客です。
生きざまが多くの、芝居、劇画、
映画(日活)で
題名は変わりますが、大いに宣伝され、
有名になり、今でも
「忠治 フワンクラブ」が
群馬県にあります。
この「名月赤城山」の歌は、
比較的初期に世にでましたが、
が世にでて、大々的に大衆に
支持されヒットしました。
カラオケ好きの人は、一度は聞いたり、
歌ったりしたした曲ですね。
東海林太郎(しょうじ)さんは、
舞台での歌う姿勢は特徴があり
ロイド眼鏡、燕尾服 の独特な
舞台での歌い方でした。
義賊としての一面もあり、
天保大飢饉に加わり救済した
ようです。
(ウェキペディまとめ)
有難うございました。
20/07/27
完