宇奈月ブログ

人生の旅人

「車いすの老婦人との偶然な出来事」

車いすの老婦人との偶然な出来事」

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あと10日ほどで、新年を迎える皆さんと

同じ様に

わたしは、家事の大掃除の予定の合間に、

買い物に出かけました。



私の買い物とは、年賀状を

買うためでした。



うす曇りにしては、暗くて

締め切りに間に合わないかと、

止めようとしました。



少し考えてみ乍ら、

そろそろ自分で印刷するには

時間的にギリギリだと思い、

また明日は土曜日だと局も

休みだともおもったので

思い切り出した。



時間を確認すると、まだ 3時過ぎ、

あっ、これはいけるは思いすぐ急いだ。

ドアーを開けたら、ムッとする熱気。

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広い待合室も人、。

ソファーにも人。。



かき分けて中に入ると、

貯金、年金、借入、の方の行列が多い。

もちろん出金者も多い。

隅の「はがき売り場」のカウンター

に行き、はがきのメニューを探す。

不思議に「はがき売り場」は人がすくない。



あれだけ急いだ、自分が ばからしく思えた。



「可愛いのがいい」と絵柄を選ぶ

先着のおばあさんに局員が応対している。

どうも孫、や親戚など宛ての絵はがきかな。

と思いつつ順番を待つ。



客が多いので、私に対応しきれない。


待ち時間の空白が5分程度あっただろう。




見渡すと「はがき売り場」の壁側に

車いすの老年の女性がいた。

時間的に私より早く来ていたのを

気付いたので、

割り込む気が無かったから

「用事済みましたか」小さい声で問う。

返事がない。

私も店内の気温で少し気が昂ったので、

しっかりした声でさらに「済みましたか」

と再度声をかけた。返事がない。

すると、若い女性が走り寄って、

「すみません何か。用事で離れていたものです。

付き添いのものですが」という。


事の出来事を、話すと。笑いながら

「そうでしたか。母は耳が悪く聞こえないのでーー」

言われて、私の対応が悪かったのかと

一瞬、自己嫌悪に陥る。

事情を知った私は

「悪かったですね。」と誤りましたら、

「気にしないで、めったにない事ですから、

気を悪くしないでください」と気を使い

にごやかに言ってくれました。

その一言を聞いて気がスーと晴れました☀

帰りながら、漠然とあらすじを思い出して

偶然が無いと、情景や会話はなかったな~。

予想は出来なかったしーーー。



人間万事塞翁が馬」とはこのことかな。

と思った。



玄関に着いたのは、4時になろう

としていました。


有難うございました。



D20
完。