わが紅葉は「仕事納め」
残り葉をおとすことにより新芽を促す。
今日は薄曇り。紅く色ずいた紅葉は、
幾重にも重なり合いながら光を
受けていました。
そして、ある別の紅葉では光を
柔らかく反射して影を作り、
その影は人の柔らかな
指の様に感じました。
また時間が過ぎて微風が吹き始め、
紅葉の間からふいに出てくる、
名前の判らない小鳥のかわいらしい姿が
一瞬に見えたりしました。
葉を落とす前
でもーーー。
今日すでに盛りを過ぎてしまいました。
ピークを過ぎた残った紅葉は、
ところどころまだら模様のような
隙間が多くなってきて、本来の全盛の時の
木風景と比べて、見劣りするように
なってきました。
そこで、私たちを楽しましてくれていた
紅葉を「仕事納め」をしてやることにしたのです。
「仕事納め」とは、こんな言葉はありませんが
「紅葉葉払い」をることです。
毎年うちの紅葉の葉を落とす行事が
始まります。気象庁の冬は12月入りですから、
家では紅葉がなくなる日から冬の
感覚に入ります。
葉払いするのは、
①、 いつまでも葉をつけていると、
木の体力が消耗して病害虫の抵抗が弱る。
そのため葉払いをして、
来年のための体力を蓄える
②、 早く「残り葉」を処分すると、
芽付つきよくなり、すでに出ている
新芽に養分が分配されるから、
葉付きがよくなる。
③、早期の紅葉葉払い」は、新芽発芽を力強く
促す力が、増加します。
④、 市道にを落ち葉で汚さずに済む。
などの利点から、毎年やっています。
でも高いところの作業は、素人には寒い季節は
厳しいです。
落とした葉の始末。
お付きあい有難うございました。
完。