宇奈月ブログ

人生の旅人

私と植物:有難う。藤棚, 今夏よろしくなー(2)

                           
opop7976.hatenablog.com


四月から1と月半 、こんなに弦が伸び、その変わり目が、

愛しくなるほど、どしっかりとしてきました。朽ち果てた主柱を交わし

て、細い柱状の弦が、天に向かって力の限りのびてきました。

新葉は思うがままに広がりを見せています。まるで大空を掴むように

自分を主張しています。

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建物に沿って伸びてる現在

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4月初頭頃の 状態

 私達は、一度すべてを、あきらめようとしました。けどーー。

今は、「あなた達が望んでいるのは、私たちの力が借りたいんだね」と

知っているかのように、ぐんぐん伸びてきました。  

丁度、我が家の入隅の空を覆うように植えて

夏の日よけになれば、と植えたものです。

昨年、強烈な台風が襲い、この藤ももろに被害を受け、

藤だなともに、潰れた状態になっのですが、2日かけて藤棚を

元に戻して、柱を固定しました。

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今年は難しい と思うほどのダメージ

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庭に咲いたほんの小さな芽だったのが
 
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4月初頭、枝部分の新芽 
 

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細い茎状の新柱が増えている

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       細い新枝が増えている

「君は生きててよかったね。」

庭を見つめて藤の老木の先から、今を見詰め、

つくずくそう思った。

「20年以上なるけど、有難うよ 頼むよな」と感謝。

また、反面「夏はもうすぐだよ~。」と

期待と感謝の重なる不思議な気持ち。

我が家の老木はついに令和元年をのりきった。

我が家の時間の証人として生き伸びてーー現在から永久(とわ)へ

「生きる」を伝えてほしいね。と思った。