久しぶりに、鰈を買ってきました。鰈は昔は病人の賄いとして、
出されていようです。
特徴は味が淡泊で、臭みが少なて、
く臭みを考えなくて調理できたこと。更に良いところは,
身が柔らかくて、さらには箸との身離れがよく、食べやすいく、
さらに濃い味が敬遠されがちな病人や床離れ間近い
回復途中の人には、耐力を付ける食事としてうってつけだったのです。
よくいわれてますが、「ひらめ」と「鰈」も見分け方?
リズミカルに言われているのはーーー鮃、左に、右、鰈。
なんだか、盆踊りの手拍子足拍子で踊りやくなるような。
(そうはないか。ーー 苦笑)
つまり:「ひらめ」を表向きに並べ、腹を手前に向けた状態で観察すると、
目の向きは鮃は左向き鰈は右と言うことです。
さらに鮃は口が大で歯が鋭い、鰈はとおちょぼ口で歯が小さいことです。
これは知ったかぶりですが、鰈は病人の比喩として使われています。
例えば 作家、吉川栄治作 「治郎吉格子」のなかには
「病人は、干(ほ)し鰈(がれい)のように平たくなって、
昏睡(こんすい)していた。」とあります。
さて、今日の料理ですが、「鰈の煮つけ」ですが、
味は濃いめにーーーーーーー。
●レシピ
材料
かれいーー1枚 場合によるが、微小な鱗を
取ることで口当たり良くなります。
タケノコー1本
ワカメー50g
濃い口しょうゆーー大匙3(味をみて増減)
砂糖 大匙 擦り切れ2杯ぐらい(臭みあれば追加)
みりん 少々
酒 30ml
水 150ml
ショウガ 3片
梅干し 好みに合わして隠し味程度
以上で調理しましたが。
旬の「タケノコ」--いいですね!
乱切り「大根」。また味がしゅんでーーこれもまたgood!
乱切りー表面積が増して
輪切りより良く染みます。
塩付け「わかめ」ーータケノコとの対比した触感ーーたまりません!
久しぶり、たんぱくで、柔らかい魚ーーーーー鰈(かれい)
久しぶり、味わいました。
完