先週、先始め咲き始めたミカンの花は、
昨日今日の気温で加速度を伴い、一気に咲き、
1/5は散り始めています。
結実のためには散るのは仕方ないね
初めに、
昨日、今日とミドリヒョウモン蝶が季節の気配を敏感に読み取って、
2匹が空中乱舞を奏でました。恋の季節かもしれません。
私はそう理解しました。
やがて蝶の舞が終わるころ、大きな蜂が私に
いきなり向かってきました。
私は少し身の危険を感じましたが、思い違いで
蜂は気配すら感じず無頓着に花と
戯れて、「今年もやってきたよ。待っててくれたかい?」言って、
まるでミカン花とハグしてる様でした。
名の知れない小鳥たちは、
令和を祝うようにあつまり、やがてーーーーーーーー去っていきました。
花が散る時間を温度、風の強さ、毎年集まってくる
生き物たちの顔ぶれから感じ取っているよに見えます。大きなミツバチは
「早く蜜をあつめなきゃあ」と花の間をせわしなく飛び回り、
私の近ずくのさえ忘れているようでした。そして「帰るぜ」と
無言のゼスチュアーで尻を振り、飛び立っていきました。
わたしは、今年もきっと良い実りだと、勝手に思っているところです。
豆辞典ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミドリヒョウモンArgynnis paphia tsushimana時 期:6月~(夏期に休眠)~10月
発 生:年1回
生息地:平地から山地の樹林帯。秋には平地の開けた所でもよく見かける。
食 草:タチツボスミレ、スミレ、シロスミレなどスミレ科
特 徴:ヒョウモンチョウ類のなかではもっとも見かけることが多い。後ろ羽の裏面は緑色で淡い白色の縦じまがあるので見分けやすい。卵あるいは1令幼虫で越冬し、初夏に羽化した成虫はリョウブやネズミモチの花に飛来する。夏期には休眠し、秋に活動を再開する。特に初秋のころは平地でもよく見かけるようになり、アザミ類、ブッドレア、アベリアなどの花で吸蜜する姿が見られる
完