何事もなくゲームは進んだ。2ラウンドでは
珍しいプレーが------------------
そして皆思いを秘めて２ラウンド目（２周目）にはいった。
私たちプレーヤーのスコアは6コース迄ほとんど14～19打、中の上では概ね19～21だからそう皆悪いことはない。
注目のAさんは６コース迄は淡々とフィニッシュ。
試合は７コースにはいった。やがてAさんの打席。皆、期待して—ホールインワンやれと---と打席見守った。
打った！。
しかし打玉は打席からゴールポストまでの距離25ｍの手前40cm、横25cmで止まった。
Aさんは ひょうひょうとした表情だった。
私はすぐビリ打席６番が回ってきた。Aさんの球の置き場にマークアップして球を除くよう要求するまでもなく慎重に狙い打った。
球はポストを外れ、Aさんの球に転がっていった。
一瞬玉に当たる！！！と思ってるも、すぐ当たり、
方向とスピードを変えゴールポストに向かって転がった。
――まっすぐ転がりーーゆっくりとゴールポストに吸い込まれた。ホールインワン 。
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- やああ！
- すごい
- これありか。
- おめでとうございます。
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Aさんがホールインの時言われたように、喜んでくれた。
やっといままでの緊張がゆっくりと解けていった。
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- やがて、2ゲームは終わった。Aさんは２ゲームで32打で1位、私は3位 37打だった。
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立ち木をそよがす心地よい風、芝生の弾力感、ゲームの満足感、----幾分の食欲
そして何よりの皆さんのやさしさ、隔てない何気ないーーお茶の差し入れーー気配りーーーーー。また来よう。
参加してほんとに良かったと、思った。
完
